チェーンステッチはその名の通り鎖(チェーン)のように縫い目が連なったステッチです。
太めアウトライン(輪郭)や、広い面を埋めるのにも使える万能ステッチです。
このページでは「縫い終わり」と「角度をつけたいとき」と「ステッチを繋げたいとき」の方法を説明しています。
▶︎▶︎ チェーンステッチの「縫い始め」→「縫う」方法はこちら。
1 ここで縫い終わろうかな〜と最後のループ(輪)を作ったら、ループの頂点の内側から針を出します。
2 針を出したところからループの頂点をまたぎ、ループを縫い留めます。
3 完成です。
布の裏で玉留めをしてください。
三角や四角など、ゆったりカーブではなく、角度のある線を縫いたい時は、こちらを参考にしてください。
一度縫い終わりのステッチをしてから、進みたい方向に布を持ち替えて縫い始めると綺麗な角になります。
角度を変える直前の縫い終わりでは、裏面で玉留めをしなくてもOKです。
(図は90°の角を縫う場合を表しています)
円を描いたりなど、輪郭線の縫い始めと縫い終わりを繋げたい時は、繋げたいループのひとつ分手前で、一度手を止めます。
そして、最後のループを作るときに、繋げたい最初のステッチに針をくぐらせてループを作れば終わりです。
裏面で玉留めをしてください。
この場合は、縫い始めのステッチに縫い終わりのステッチが引っかかっているので、このページの最初に説明した「縫い終わり」作業は不要です。